執着という言葉

また、ロボット工学の山海さんの言葉として、

自分は、そういうものに鈍感だったのかもしれません。
しかし、自分がこだわるところはそこではないと思いました。

というのがあるんですが、この「こだわるところ」、あるいは「こだわり」という言葉はすごく大事なんじゃないかな。無意識レベルの自分を表現する言葉として、興味関心や好き嫌いという言葉はニュアンスとして違うと感じていたんだけど、「こだわる」は近い。あとは、「執着心」とか。無意識レベルの感性みたいなモノに「好き」というプラスのニュアンスは必要ない。もっと汚いモノでいいと思っている。他人から見たら、汚くてみっともなくて理解できなくて、だけどその人にとってはすごく大切なモノ。

 

僕は、執着という言葉が好き。

言葉というか、執着という言葉によってイメージされるシチュエーションが好き。例えばそれは、雨が降る夜、たった今恋人にフラれたばかりの女性がみっともなく泣きながら元彼にすがりつく様。例えばそれは、世間から理解されないことに一種のフラストレーションを感じつつ、それでも何かを好きでい続ける様。

 

必死。

ぐちゃぐちゃ。

それでも。

 

そんな言葉が頭をよぎるようなシチュエーションがなんか好き。

 

 

そういうシチュエーションが好きかも、と思う以前から、

こんな言葉を好きな言葉リストに載せていた。

 

でも、僕、そういうのあんまり気にしないんすよ。ダメだった時は、開き直るしかない。小声で「社会が悪い」とか言っちゃう(笑)。そんで、タイミングを改めてまた挑戦するの。 みんなもそれぐらいの気持ちでやっていく方が、結果が付いてくると思うんですよね。

 

猪子寿之さんの言葉。

なんかキュンときた(笑)