2013-01-01から1年間の記事一覧

偶然性こそ日本の美学

12月30日放映の『日曜美術館 特別編』がよかった。 青森の十和田市現代美術館を皮切りに、瀬戸内海の美術館や谷中の朝倉彫塑館などを著名人が巡る美術番組の特別編。井浦新さんが朝倉さんの塑像作品を観て、人物の骨格という表面に見えない部分に対して、朝…

おやすみプンプン

『おやすみプンプン』という漫画がある。 こういう感じの漫画で。 こういう感じのとかで。 主人公がひよこ(?)みたいだったり、突然発狂し始めるようなキャラクターがいたと思えば、「ピロピロ」とか言っちゃうキャラクターとかもいて、「シュールな漫画」…

ロンドンのメモ!

http://xbrand.yahoo.co.jp/category/lifestyle/1474/1.html http://www.webcreatorbox.com/en/design-en/london-art/ http://media.excite.co.jp/ism/052/index.html

マシュマロお化け

そろそろ「モテ」とか言ってる女子はヤバい | None. 男子もきっと一緒なんだよなあ、と。 「カッコよくなりたい(=モテたい)」というモチベーションで日々努力している自分としては、居心地というか、なんとも座り心地の悪い記事である。基本的に「相手に…

批評としてのアートが社会との接続点

ゲンロンカフェにて、あずまんと黒瀬さんのトークイベントを観て来ました。元々、黒瀬さんが所属するカオスラウンジあたりの作品(アニメを使ったコラージュ)は西洋美術史と日本美術史において新しい特異点を提示するモノであると感じていて、「偶然を必然…

ルフィが勝手に動くとおっしゃる尾田栄一郎さん

大人気漫画『ONE PIECE』の作者・尾田栄一郎は、「ルフィたちが勝手に動き出して、それを私が漫画にしているだけ」というような発言をしているとか。あるいは、目を瞑ってもスリーポイントシュートを決められる三井寿とかの天才系シューターとか。偶然にも「…

頑固者がむかつく

うん。おもしろい。 ミッドナイト・イン・パリ [DVD] 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2013/10/25 メディア: DVD この商品を含むブログ (5件) を見る 憧れの街・パリにやってきた小説家志望の男が、1920年代の芸術黄金期に夜な夜なタイムスリップしちゃう…

久々に映画借りてきた。

映画自粛ムードから一転。最近、映画観たい!という欲求が、理由もなく(いやあるんだけど)沸々と起こっていたので思わず借りてきちゃいました。本を読むということは、どうしても能動的でなければならず、その反動からでしょうか、受動的でもある一定の満…

千夜千冊

先日、伊藤計劃の「第弐位相」が読み終わってしまったので、ちょっとした暇つぶしの道具をどうしようかと考えていたのだけど、良いものが見つかった。松岡正剛の「千夜千冊」である。fbのプロフィールにも「細美武士-伊藤計劃-松岡正剛-フランシス・ベーコン…

先を行き過ぎた中国

しかし、中国の統治者たちはがっかりした。あったのはこれだけか?中国と張り合える強大な軍隊はどこにある?外の世界から手に入るのは風変わりな食べ物と珍妙な動物だけか? 「2100年の科学ライフ」を読んでて、気に入ったフレーズ。 2100年の科学ライフ 作…

僕の原点はドンキーコングだということ。

今、僕が好きなモノを見渡すと、子どもの頃にハマっていた「スーパードンキーコング2」の影響がむちゃくちゃ強いことがなんとなくわかってきた。20代以降の興味関心(あるいは好き嫌い)は、子どもの頃の環境や出来事によって脳みそレベルで深く刻み込まれ…

伊藤計劃は2度死んだ

尊敬するSF作家・伊藤計劃の「伊藤計劃:第弐位相」を読み終えた。もし伊藤計劃がルネサンス期の偉大な画家であれば、このブログという形式は、親しい友人との往復書簡とか個人的な日記ということになるのだろうか。惚れ込んだ作品をつくった作家がどういっ…

(「正しい」じゃねーぞ)

誰も信じるな - 伊藤計劃:第弐位相 これめちゃくちゃ好き。ほんとに好き。 もちろん、ものすごく独善的で、傲慢で、我侭で、人によっては「不快」でしかないというのもわかるし、おまえ何様だよって思うのもわかるんだけど、それでも僕はこういう人間になり…

ありがとうございました。

きみは弾丸を四発持っているbyフランク・ダラボン - 伊藤計劃:第弐位相 「メタルギア」のノベライズで書いたのは、そういうことだ。人が死んだとき、それを悼みとともに思い返すとき、ぼくらはどんな言葉を口にすればいいんだろう。ぼくはいままで、ずっと…

詳しいことはもうかっこよくない

少し前に、facebookをぼっーと眺めていたら、「社会人なってからモテる人とモテない人」についての投稿があって、それがすごく腑に落ちて、それ以来その投稿者のページをいいね!して、時間があるときに過去の投稿を読んでる。それはBar Bossaというバーのfa…

むちゃくちゃわかる

「リア充」ってさ、そりゃ自分の人生だもん。やりたい事やって楽しい人生を歩むべきだし、価値を感じられないならどうしたら生活が彩られるのか、考えるべきだ。そこに他人が口出しする必要は無いし、「だったら自分もやりたい事やればいいのに」と思う。で…

映画愛の話

中二病 - 伊藤計劃:第弐位相 映画「ブラッド・ダイヤモンド」にて、ディカプリオの幼顔に感動したという話。 自分の価値観で映画を観て、勝手に感動するというのは素敵なことだと思う。 そして、やっぱり文章上手いなあ、と。 人類はこれだけ文字や文章と触…

fuck me.

だああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!! もう!かなり!ダサい!DASAIZE☆ もっとかっこよくなります!なるんだクソがああああああああああああああ!!!!

芸術家メモ and メディアメモ

mikiyui(mikiyui_home) 束芋(束芋 | Facebook) 東恩納裕一 (yumiko chiba associates » 東恩納裕一 Yuichi Higashionna) (SHIFT 日本語版 | PEOPLE | 東恩納裕一) 宇川直宏 田中偉一郎(Yuka Sasahara gallery) メディアメモ (Tokyo Source)

攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers

攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers 劇場予告編 - YouTube 攻殻新作!相変わらず熱い!予告かっこいい! 「電脳」を始めとした「戦犯法廷」とか「軍事データベース・Pandora」とか、そういう中二病的なワードは大好きですし、銃撃戦の音とかテクノ系の…

読書習慣を記録するのは自己満の何者でもない。

ニゲロオリゴ糖さんの読書メーター 読書記録サービスを再開してみた。 理由は、大学の図書館で本を借りるときに「あれ、長谷川祐子さんのキュレーターの本を別の誰かが借りてる…。この大学内においてもキュレーターという職業に興味を持つ人がいるんだなあ。…

インドネシア芸術

今週からは映画を週5で観るのをやめました。代わりに、芸術作品の鑑賞時間を増やそうかと思いますです。理由としては、週5×2時間=10時間という映画の鑑賞時間を勉強(というか、読書)に回したいから。なんせ、ここにきて読書めっちゃ楽しいー!ってなって…

ふつうの恋愛映画

僕が尊敬する映像作家が「わたしはロランス」についてレビューを書いていた。(Column - グザヴィエ・ドラン監督映画 『わたしはロランス』レビュー | QUOTATION magazine.jp)このレビューを読んで以来、ずっと観よう観ようと思っていた「わたしはロランス…

辺縁系レベルの好きを追求する

僕のライフワーク。人生を通してやりたいこと。 「考えよう。六本木ヒルズ」の活動が、僕のライフワークに近い!みたいなことを少し前に言ったけど、それをもっと上の視点から見ると、「なんかこれ好き!」みたいな辺縁系レベルの好きを追求していくこと、に…

レビュー!を簡単に

ガンモ [DVD] 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ 発売日: 2003/11/27 メディア: DVD クリック: 38回 この商品を含むブログ (32件) を見る 地元のTSUTAYAに置いてなかったので、渋谷で借りた。DVDのジャケットはものすごく好き。ハーモニー・コリン…

一敗

先週は「週5本は映画を観よう」という目標を達成できず… 先週借りた5本のうち、「CODE46」と「タクシードライバー」は諦めました。 人に会う予定をいれすぎた、と言ってしまえば身も蓋もないのですが… 映画の感想もたまっておるのう… 「ガンモ」「アメリ」…

共感覚というマイトレンド

「おもろい本ないかなー」と図書館をブラブラしてたら見つけた「アートと音楽」という本。借りてから気付いたけど、以前に行った「アートと音楽」という展示会の延長線上というか、その書籍なのね。 アートと音楽 ──新たな共感覚をもとめて 作者: 坂本龍一,…

今週のラインナップ!

先週は、飲み会の幹事やハロウィンの準備で忙しくて、 今週は、飲み会や人と会う約束が多くて忙しくて、 映画観てるけど、じっくり考えたり本を読む時間があまりないから、 11月はバイトと交遊費を減らしてのんびり過ごそうかしら。 ってことで今週の5本。 …

グラグラ揺れる

重い映画を期待して「ゆれる」。 「リーガル・ハイ!」もそうだけど、裁判モノを観ると被告人(あるいは、関係者)の恥部も何もかも丸裸にされるんだねえ。お金以外でも裁判を起こすときのリスクというか、覚悟として勝つために自分のすべてを曝け出す必要が…

パラノイドパーク

人を殺してしまった少年の映画「パラノイドパーク」。 殺人という重責を背負いきれずに苦悩する姿が見たくて、この映画を観ようと思った。けど、この映画が見せたかったモノは、それじゃないなあーと途中で気付いて、ちょっと残念。この映画は、ちょっと悪い…