2014-01-01から1年間の記事一覧

古屋和臣さんの『My Sputnik』

去年のメディア芸術祭で惚れて、昨日いったアーツ千代田3331の『3331 ART FAIR』でまた出会えた作品がありました。古屋和臣さんの『My Sputnik』作品です。すごく好きです。素敵です。 古屋 和臣 kazuomifuruya web : My Sputnik 『3331 ART FAIR』には、「…

正論は正しいのでしょうか?

素敵な夜でした。色々と思うところあるので、じっくりと考えるべきだけど、これだけは勢いだけで書き残しておきます。完璧な理論武装に対して「うるせえ! 知るか!ボケ!どう考えてもあなたの言うことは一語一句正しいけど、でもなんか違うんだ!きっと、な…

違和感あるけど。

親しくないけど夢を持って頑張っていた(その頑張り•根性たるやすごい。僕にはないので憧れる)知り合いが、とうとう「自分の目的とは、会社の目的に(自分を)合わせること!」とfbで宣言するようになり、留学先で知り合った後輩がなんだか怪しい(偏見?)人たち…

:-)

初めてのスマホ投稿。 いつもなんとなく「こっちだな」と、インターネットでの感情表現として、こいつ→:-)を使っていたのだけど、大好きな曲、音を作る細美武士のブログを今さらながら見たら、細美さんもこいつ→:-)を使ってた。めっちゃテンション上がったぜ…

アンディ・ウォーホルの回顧展:雑感

森美術館で開催中のアンディー・ウォーホル展に少し前に行ってまして、せっかくなのでその雑感を。アンディー・ウォーホルといえば、ポップ・アートの代名詞で、アメリカという大量消費社会が生み出したモンスター。核実験の放射線で誕生したゴジラみたいな…

筋トレは精神安定剤です

ロンドン旅行以降、ずっと頭の調子が悪くてどうにも人生に対して乗り切れない感じというか、気だるい感じがずっと付き纏っていた。原因不明。時差ボケにしては長すぎるし。どうにかして現状を打破したく、身体にムチを打つが如く無理やりにでも脳(身体)を…

ヘイワード・ギャラリー見聞録

ロンドン旅行から地味に日が経ってしまったので、だいぶ新鮮味が落ちつつあるのだけど、最後にひとつだけロンドンネタでエントリを書こうかと思います。ロンドンでは行きたい場所が多かったのでもはや時間との勝負だったのだけど、その一方で、幸いな事に、…

カズオ・イシグロの『日の名残り』

読書感想文:カズオ・イシグロの『日の名残り』を読んだ。この本を手に取った経緯は、以前のエントリで書いたので割愛するとして、久々に小説という創作物が持っている力強さや魅力を存分に味わった作品でした。小説好きであれば、この感動・体験の素晴らし…

「気分」と建築という視点で気になる人たち

ひとつ前のエントリで、「気分」に多大な影響を与えるモノの候補として「建築」を挙げたのだけど、そういう仮説を持つと、以下の建築とその作り手のことがにわかに気になってくる。 フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー オランダ出身の芸術家で建築家…

英国と小説家と気分について

画家や小説家などを含めた意味での芸術家たちが、その国や時代の雰囲気に対応して作品を生み出すということを前提とする。そうであるならば、どことなく残酷で陰鬱な感じの作品(僕好み)が多く存在するイギリスという国の“雰囲気”とは一体なんだろうか?ロ…

フィッシュ・オア・チップス論

副題:フィッシュ・アンド・チップスはどうして不味いのか?ロンドン旅行をしたときに、なんとなく気になったので、噂の「フィッシュ・アンド・チップス」を食べに行ってみました。そう、あの「不味い」と噂の「フィッシュ・アンド・チップス」である。「不…

すごくない人でも生きやすい方がより良い

「こいつ、おもしろいよ」「あいつ、すごいよ」 この世界は、そんな人たちが多すぎる。 追記: ぶっ飛んだことをやってみせる・人生を楽しんでいるところをみせることは、誰かの心が変わるきっかけになるでしょう。少し前のエントリでも書いたけど、「憧れ」…

ダミアン・ハーストはどうしてすごいのか。

ダミアンハーストと、その作品。 エントリを書き直しました。 →「死」すらも輝かせる現代芸術家・ダミアンハースト - ぐちゃぐちゃと書き殴る。 ロンドン旅行の目的のひとつに「ダミアン・ハーストの作品を観る!」というモノがありました。それも可能ならば…

ロンドン旅行が終わって

ロンドンでのスリや強盗らとの死闘は、僕の過剰防衛ともいえる警戒心によってその片鱗すら見せずに終わった。みごとな不戦勝である。最終的には、買っていったショルダーバックも宿に置いて、地元民ですけど何か?的なオーラを醸し出す(観光客以外は狙われ…

ロンドン旅行前夜にて綴る

小学生の頃、遠足の前日はワクワクしすぎて睡魔なんて吹っ飛ぶ!ということはまったくなくて、どんな遠足だろうと爆睡して、翌朝気分スッキリで集合場所に向かうタイプでした。そして明日からはいよいよと言うのでしょうか、夢にまで見た(大嘘)ロンドン旅…

じっくりコトコト煮こむ2

じっくりコトコト煮こむ系。 わたしが1年間に送ったメールのうち40件を公開しました · Naze

あとでじっくりコトコト煮こむっていいな。

あとでじっくりコトコト煮こむ。 元引きこもりで対人恐怖症の男の子と会った。 | None. 「五輪で通訳させてやるんだからタダな!」 「好きな漫画書けるんだから、薄給でいいだろ!」 「なりたかったアイドルとして働いてるんだから薄給でいいだろ!」 「名誉…

ドヤ顔したい

理屈ぶって「これが成功の秘訣だ!!」とおっしゃっている方々に何の理屈も無しに「好きな事を自由にやってたら成功したよ。」とドヤ顔して言ってやりたいと思ってるタイプの嫌な人間です。 くっっそわかるwwwwこの気持ちwww うん、最近ずっとこのことについて…

他人の答えを参考・比較して自分なりの答えを

このエントリが素敵です。 人生に「意味」はありますか? - いつか電池がきれるまで どんな人生にも、本当に意味はあるのか? いや、『自虐の詩』の登場人物レベルであれば、まだ、「意味を見出す」ことは可能かもしれません。 でも、生まれた直後に命を落と…

押井守監督作品「Avalon」

映画を観たので久々に感想エントリを。まずは押井守の「Avalon」。押井守界隈の話題によく登場するこちらの映画。「ああ、押井守はこの絵が撮りたかったのかなー」と思うシーンが多い映画。OPが特にそう。6:50以降のスタッフロールが完璧すぎる。川井憲次…

初めて知ったけどフラクタルやばい

フラクタルとは (フラクタルとは) [単語記事] - ニコニコ大百科 簡単に言えば複雑な図形であり、いくら細部を拡大しても複雑さを保つ図形の事である。 特に一部を抜き出すと全体と似た形になる(自己相似性)例がよく知られている。 やばい。フラクタルかっ…

プライベートユートピア展

イギリスがなんとなく好きだ。「あ、これ好きだな」と感じたモノがイギリス生まれであることが多い。映画「トレイン・スポッティング」やSF小説「1984」、芸術家であればフランシス・ベーコンやダミアン・ハースト、あるいは作家オスカー・ワイルド。…

対複雑性兵器としての環境依存型情報生命体

結局は、学問も宗教なのかもしれない。神さまが唱えた世界の成り立ちを熱狂的に信じ、「死」や「存在理由」という不可解な難題を日常から遠ざける。「この世界は神さまが7日で創造した」「我々は生まれて死んでを繰り返している」という非科学的な物語ですら…

天才はひとりでは生きられない。

話題のニュース(森下唯オフィシャルサイト » より正しい物語を得た音楽はより幸せである ~佐村河内守(新垣隆)騒動について~)から、僕なりの物語を紡ぎます。僕は新垣隆さんという方の実力を知らない。そもそもクラシック音楽の良さもわからない。一連…

結局、幸せについてリピートしてる

「無意識レベルでの快不快原則を大事にすれば、少なくとも不幸になることはないんじゃないか?」という仮説ともいえる核心があって、そして無意識レベルでの快不快こそが「ほんとうの自分」であると思っていたのだけど、結局その快不快の原則は気分次第で大…

押井守「勝つために戦え!」

勝つために戦え!〈監督篇〉 作者: 押井守 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2010/02/26 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 14人 クリック: 134回 この商品を含むブログ (34件) を見る 押井守の「勝つために戦え!〈監督篇〉」 読書感想文: 押井守っ…

哲学を構築しよう

自己啓発本はなぜ流行るのか? - 草食系大学院生の読書日記 So Funny いいね。 いつの時代もどこの国も、宗教がないと生きていけないわけですね。 だけど、宗教が流行らない日本では、こういうのも大切だと思う。 fbとかで「今日も最高だった!人生にワクワ…

ひとはなぜ憧れるのか?

ある傑出した天才が、途轍もない高みに到達すると、その後その水準に達する人間がぞろぞろ出てくる。スポーツの記録が顕著だが、僕はその現象にものすごく興味がある。RT @whats_jp スーパーにあったカラオケ機で女の子が歌ったら、… http://t.co/duexnJLHxs…

シュールな笑いでなぜ笑う

僕はシュールな笑いが好きだと自覚している。しかし、どうしてシュールな笑いで笑うのか?という疑問が絶えずつきまとう。そしてそれは、「笑いのツボとは何か?」という疑問でもあり、同時に「笑うとは何か?」という根本的な疑問でもある。 僕の笑いの原点…

頽廃的サイボーグ萌えと蛹を救うヒロイズム

パルコの「BWHOOM TOKYO」~Living an exciting life in the not exciting world.~ | EXHIBITION | PARCO GALLERY X | 渋谷パルコに行ってきた。 21人のアーティストが一堂に会するグループ展。 全体のテーマみたいなモノ、あるいは呼ばれたアーティストの…