「こっち」という確信的な曖昧表現。
試験期間中につき、更新自重してる。
んだけど、ここ2,3日はずっと「文章を書きたい!」と思っていて、そう思えることはとても幸せなことだなあ、と。「何かのかたちに残しておきたい!」と本気で思えるモノがあること。あるいは理屈として、「とりあえず、勉強せえよ…」と思っていても、それは「衝動」のようにどうしようもなく抑えがたく心の底から沸き起こってくるようなモノで、つまり理屈じゃない「何か」って大事だよねって話なんだけど。理屈を宇宙の彼方へ放り出し、「衝動」に身を任せる自由には、当然ながら「責任」が付きまとうわけですが。
さて、そういう話がしたくてブログを開いたわけではないのです。
「こっち」という言葉が最近のお気に入りなんです、という話を。
最近、何か、自分の感覚として「いいなー」と思えるモノと出会えたときに、「こっちだな」と心の中で呟くようにしています。「いいな」でも「好きだな」でもなく「こっち」。「こっち」なんです。この世界には、心がふっと、無意識のうちに囚われてしまうようなモノがあって、それをずっと「好き」という言葉で表現していたのだけど(「いい」という言葉は絶対的な価値のようなモノが付与されてしまいそうで怖くて嫌い)、どうもしっくりきてなかったんです。で、最近のお気に入りは「こっち」。
「あ、こっちだな」
という言葉から伝わってくる「いや、どっちだよ」感がヤバい素敵。
「いや、どっちだよ」とか思いつつも、でもそれは確信的に「こっち」なんです。ものすごく絶対的に方角が決まっているようで、実はどうにでも決まっていないんだけど、でもどうしようもなく確信のある「こっち」。「そっち」でも「あっち」でもなく、「こっち」。なんだか自分で言ってて、面白くなってきたわけだけど(笑)
うん、
とりあえず、「こっち」だな。