それは当然守られるべき、という文脈だった
特許で守られていても、それを気にせず、実現しようとする人はこの世界にいる。
何百億という罰金だとしても、それを実現したくてたまらない人。
そういう条件や制限、ハードルをなんの躊躇いもなく簡単に超えてくる人。
それはきっとジョーカーのような『世界精神型』の悪役。お金も名誉も関係ない。
自分の将来に役立つ知識や暖かい空間を差し置いて、僕の記憶に最も残っているハイライトは、結局ジョーカーのような人々のお話。理屈抜きで心が自然と向いてしまうのだから、仕方ないわけです。特許があれば安全であるし、猶予期間もあるから時間もあるし、ということが前提のなかで、そういうことが前提の物語のなかで、特許も猶予もすべてふっ飛ばし、いきなりチェック・メイトを宣言する者を、ジョーカーと呼ばずしてなんと呼ぶ。最高にかっこいい現実世界のヴィラン。
悪役史のようなモノについて、調べてみたいなあ。
悪役というか、フィクションに登場する『世界精神型』の人々。
相手のことを調べる。
それは相手に対する敬意。
他人と接するということは、他人に対して何かしらの影響を与えていることを意識すべき。