久々に映画借りてきた。

映画自粛ムードから一転。最近、映画観たい!という欲求が、理由もなく(いやあるんだけど)沸々と起こっていたので思わず借りてきちゃいました。本を読むということは、どうしても能動的でなければならず、その反動からでしょうか、受動的でもある一定の満足感を得られる映画を観たいと思い始めていたのかも。あるいは、知的な本にはないような映画的カタルシス(ドキドキするような2時間)があって、それを求めているのかもしれないなあ、と。もしくは、やっぱり伊藤計劃のブログを通読して、そこにある映画自体のおもしろさを今一度体感したいという欲求かな。映画を観始めたのも伊藤計劃の映画評論集でしたし。

 

ということで、今週の3本。

週3本くらいなら負担にもならんかなーという感じがするお。

今回の3本は「(自称)外さない大物トリオ」です。

 

ミッドナイト・イン・パリ [DVD]

ミッドナイト・イン・パリ [DVD]

 

偶然、TSUTAYAでみかけた一作。 1920年代の芸術運動が盛んだったパリに迷い込む話(らしい)「本作は、現実逃避的な主人公が夜ごとタイムスリップを繰り返し、偉大な芸術家たちにめぐり会う奇想天外な物語。ヘミングウェイ、フィッツジェラルド、ピカソ、ダリ、ルイス・ブニュエルロートレックゴーギャンらの偉人キャラクターが心憎いほどぞろぞろと登場するのだから、一瞬たりとも目が離せない!」とのこと。平野耕太の「ドリフターズ」もそうだけど、歴史上の人物が別の次元で再登場するというシチュエーションは、どうにも興奮する要素があるよね。興奮する要素があるよねっていうか、そのシチュエーションが興奮するんだけど。ってことで、こちらは前々から気になっていて、だけど準新作だったので100円で借りれず(笑)ずっと保留にしていた一作。楽しみ。

 

裏切りのサーカス コレクターズ・エディション [DVD]

裏切りのサーカス コレクターズ・エディション [DVD]

 

こちらも「ミッドナイト・イン・パリス」と同じく、「存在は知っていたしめちゃくちゃ観たかったけど準新作だから我慢していた」枠です。っていうか、「裏切りのサーカス」に関しては一回借りてるんだけどね。時間なくて見れなくて返しちゃって記憶が。ということでリベンジマッチ。「東西冷戦下」「コードネーム:ティンカー(鋳掛け屋)、テイラー(仕立屋)、ソルジャー(兵隊)、プアマン(貧乏人)」「二重スパイの知能戦」等々、ある種の創作物におけるフェチズムを刺激するような

ワードが多数出現。こりゃ観るしかないね。

改めて、トレーラー観たけど、これほどワクワクする映画も珍しい。


映画『裏切りのサーカス』予告編 - YouTube

 

 

そして、最後は戦争映画「ジャーヘッド」。

フルメタル・ジャケット」「ブラックホーク・ダウン」が好きなので(あるいは、銃撃戦が多いマフィア映画)、こちらも同様に楽しめるでしょう、と。ジェイク・ジレンホールの兵士役はちょっと楽しみ。