僕の原点はドンキーコングだということ。

今、僕が好きなモノを見渡すと、子どもの頃にハマっていた「スーパードンキーコング2」の影響がむちゃくちゃ強いことがなんとなくわかってきた。20代以降の興味関心(あるいは好き嫌い)は、子どもの頃の環境や出来事によって脳みそレベルで深く刻み込まれているというのが僕の考えで、それでいうと僕の興味関心は「ゲームは1日1時間までと制限されていた中でもハマっていたスーパードンキーコング2」の影響がむちゃくちゃ大きい。

まず、「1日1時間まで」という制限が大きく影響している。

「制限することによって、そこからおもしろいものを創造される」という考え方が僕は好きなんだけど(例えば、日本のアニメは「リミテッドアニメ」だからこそ、おもしろくなったという説。日本文化に根付く「負」の文化とかはもっと勉強したい)、当時はゲームが大好きで1日中やっていたかったぐらいで、でも1日1時間だからそれができなくて。そこで、僕は自分の頭のなかでゲームをしていたように思う。つまり、オリジナルのゲーム設定を考えてそれを攻略本みたいにしてまとめて、遊んでた。架空のゲームを想像して、ゲームできない時間でもゲームで遊んでいたんだと思う。そこで、物語を想像することが好きになって、ゲームに限らず、漫画とかのストーリーも考えるようになっていた。それが高校時代に小説を書き始めた理由かもしれない。毎朝通学中に自分だけの世界をつくる時間が好きだった。

 

そして、そのゲームの中でも、「スーパードンキーコング2(あるいは、3も)」の影響は大きい。特に、「スーパードンキーコング2」をプレイしているときに流れているBGMである。

(話とは関係ないけど、とげとげタル迷路は神)

 

最近、いわゆるテクノ・ミュージックにハマって気付いたんだけど、

時々めちゃくちゃ「今のところドンキーコングっぽい!」と思うフレーズというか、メロディーというか、テンポというか、音楽というか、そういうのがあって。さらに、アニメが好きだ好きだと言いつつも、例えば攻殻機動隊で言えば、音楽がめちゃくちゃ好きで、これもまたテクノ・ミュージックっぽいところがある。(テクノ・ミュージックというか、トランスミュージックというか、ダンス・ミュージックというか)アニメが好き!なのではなく、テクノ・ミュージックと物語が上手い具合に融合した「何か」が好きなだけ、ということ。そして、その起源は「スーパードンキーコング2」に見ることができる、という話。