ジョーカーがイケメンすぎて

 

ダークナイト 特別版 [DVD]

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ジョーカーかっこよすぎ。

「ZETMAN」などのヒーローモノが好きだ好きだと言っているんだけど、正義のヒーローであるという事実を隠して孤独に人々を助ける姿がかっこよく、あるいは愛と正義の間で気持ちが揺れる姿が人間味あって、そういうところでヒーローモノに憧れているのかな、と思ってたけど、それ以上に悪役(ヒール)の存在が大きいと実感した。そもそもデジモンでいえばディアボロモンだったり、封神演義でいえば王天君だったり、カウボーイビバップのマッドピエロの狂気感だったりと、悪役大好き!で、「ダークナイト」のレビューで多くの方が言ってるけど、ヒース・レジャー演じるジョーカーがかっこよすぎるというか、悪役の鏡っていうか、最高なんですよ!僕が好きな悪役はまさにジョーカーのような存在で、ぶっ壊れている感じがすごく好き。死ぬ生きるという常識からはとっくの昔に逸脱していて、歪んでるくせにまっとうな信念を貫いていて、下品な笑い方でゲラゲラ笑う。終盤の人質をピエロに仕立てて、SWATを騙そうとした策略は、最高に非道で知的で、イカしてる。ああいう悪役ってぶっ壊れてるくせに冷静というか、そういうところもいいね。尋問のシーンでようやく彼の意見が聞けるけど、それもまたどこか的を射ている。ジョーカーなしではただのお金をかけたバットマンのリメイクバージョンだったね。ジョーカーを演じたヒース・レジャーは、映画の撮影が終わったあと、麻薬の過剰摂取で亡くなってしまった。こういうことを言うのもアレなんだけど、それほどジョーカーの役柄を完璧に演じるのは精神をやられてしまうのかな。

ほかにも、バットマンとデントの関係性も「ダークナイト」においては重要。正義とそれを信じる民衆を心理というか。細かいシーンは(ジョーカーのすごさで)忘れちゃったけど、正義と悪というヒーローモノにおける永遠のテーマについても、とても考えさせられることを言ってたような(笑)気がする。あとで確認してみよう。


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