雨の日の物語。


『言の葉の庭』 予告篇 "The Garden of Words" Trailer - YouTube

新海誠・新作「言の葉の庭」。

予想通りに、アニメ史上最高級のクオリティじゃね?な作画(リアル感やばい)とか、「あー、こりゃ心地いいっすわー」な音楽と雨の音、そして、切ないラブストーリー。上記3つの必殺技を駆使して、めちゃくちゃゴリ押しで泣かせにくるアニメ。ラストの自分の想いをぶつけるシーンの声色だともう、グッと来ちゃうしかないじゃん。

けど、「秒速」のときも思ったけど、新海誠の描くラブストーリーはちょっと共感できない…(笑)てか、報われない話ってあんま好きじゃないというか、「恋人にはなれなかったけど、お互い大きな一歩を踏み出せたね」みたいなのがものすごく共感できない。納得出来ない。

「LEON」や「life is beautiful」、「ブロウ」でもそうだけど、社会倫理的に幸せになっちゃダメだからはいはいバッドエンドバッドエンドな物語(LEON  or ブロウ)とか、「いやーそうした方が皆さん泣くっしょ?そうでしょ?」なノリでバッドエンドな物語(life is beautiful)とか、ほんとに大っ嫌いです。幸せになれよ!ってめっちゃ思う。てか、幸せになってほしいしそうなるべきだ!と。こういうラストな映画を観ると、シリウス・ブラックと一緒に暮らすことができなかったハリー・ポッターさんが頭をよぎる。(あれで完全にハリー・ポッターについては興味失せた)

そういう意味で、痛快なラストを演出した「ロード・オブ・ウォー」は最高な映画。

 

ちなみに、雨の日に会いましょうみたいな台詞で、

奥田美和子の「雨と夢のあとに」を思い出した。

中学の修学旅行のとき、(友達の携帯で)聴いて、やたら感動したなー。


ドラマ「雨と夢のあとに」主題歌 (ドラマシーン挿入編) - YouTube